自立神経失調症の治療方法

過度のストレスや不規則な生活によって自律神経の働きが弱くなり、体の怠さや不調を訴える人が増えてきています。
こうした自律神経の働きの低下によって引き起こされる体の一連の不調を自立神経失調症といいます。

自律神経とは人間の臓器の動きや汗などを調整してくれている器官であり器官の機能を活発にする交換神経と機能を落ち着かせる副交感神経の総称です。
私達の体はこれらの自律神経が規則正しくオンとオフを行うことで生活することができているのです。ところが、ストレスや不規則な生活が続くとこのオンとオフの交換に支障がおこり体に不調が現れます。

具体的には、突然心臓がドキドキしたり、暑くもないのに汗がでてきたり、夜になってもなかなか寝付けない、体がだるくて起き上がることができないなどの症状が出てきます。
症状が進んでしまうとうつ病を併発し、治療が難しくなってしまいます。
普段生活していて、原因不明のだるさや、動悸を感じるようになったら自立神経失調症を疑った方がいいでしょう。
また、自立神経失調症は女性ホルモンと深い関係があります。
女性ホルモンと自律神経は脳の視床下部で同時に管理されているため、自律神経が女性ホルモンの影響を受けやすいと言われています。
更年期に差し掛かった女性はホルモンバランスが大きく崩れ自立神経失調を併発する女性が多いと言われています。

こうした自立神経失調症を克服するためには様々な方法があります。
具体的には以下の通りです。
1,生活習慣の改善
自立神経失調症は生活習慣の乱れから起こります。まずは早寝早起きや、適度な運動を生活に取り入れ体力を向上させ、ストレスをなるべく貯めこまないように気分転換を心がけるのも大切です。
2、薬物療法
自律神経調整剤や精神安定剤、ビタミン剤などで自立神経のバランスを整えるお薬を服用します。女性の場合はホルモン剤も投与されることがあるようです。
薬物療法を始めた場合は途中で服薬をやめるとまた症状がぶり返してしまいますので気分が良くなっても途中でやめたりしてはいけません。
3、自律訓練法
リラクゼーション法とも言われている心を落ち着かせるための自己催眠方法です。
気分を落ち着かせて、心を整理することでストレスをコントロールする方法です。
この方法を習得するとどんな場所でもストレスコントロールができるようになります。
4,指圧やマッサージ
自立神経失調症になると筋肉が硬直して凝り固まってしまいます。
こうした筋肉の凝りをマッサージによって緩和することで負担を緩和させることができます。ツボでは後頭部の首の付根にある風池や天柱を指圧することでストレスが緩和され、凝りもほぐされます。
5,心理カウンセリング
仕事や過程の悩み事をカウンセリングさんに相談しストレスの元になっている不安を解消するやり方です。
会話内容はすべて秘匿ですので安心してカウンセリングを受けることができます。

自立神経失調症は治療法が多くあります。
なるべく薬に頼らずに治療することもできますし、全く薬を服用しなくても治療することももちろん可能です。
たとえ薬を服用することになっても、医師の指示にしたがって服用していれば心配はいりません。
体の不調を感じたらまずは心療内科の先生に相談しにいってみましょう。

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