着物の着方で職業がわかる?!

着物の着方次第で若くも老けても見えるってご存知でしょうか?
着物はただ正しく着ればいいんじゃないんです!
ご自分が出したい雰囲気や、ご自身のキャラクター、年齢などに合わせた着方というのがかなり重要になって参ります。

夜の銀座や、新橋などなど夜の街では着物姿の女性を目にすることもあるのではないでしょうか。
その際、「あ?うなじが色っぽいな?」と思ったことはありませんか?
そうなんです!彼女たちは敢えてそういう風な着物の着方をしているのです。
もちろん、選ぶ着物の柄行きや髪型、お化粧なども雰囲気を作る重要なアイテムではあるのですが、お着物でお仕事なさっている方は必ずといっていいほどその着方でその職業がわかってしまうほど、着方が大きなポイントとなっているのです。

着物を着る時、一番にキャラクターが出やすいのが「衿(えり)」です。
着物を着る際にはよく「もうちょっと衿を抜いて!」「もう少し衿を詰めて!」なんていう言葉をよく耳に致します。
「抜く」「詰める」といいますのは、衿の加減のことなのですが、抜くといってもただたんに衿元をガバっと広く開ければいいかというと全くそうではありません。
背中側の衿を少々後ろに引き、うなじから背中のラインが少し見えるかな?というくらいが一番美しい「抜き」かと思います。
また、夜のお仕事の女性たちはもう少し広めに背中を開けることにより、よりセクシーさを出しています。
ですが、その時に前側の衿から鎖骨が見えるようなことはなく、前側はなるべく閉じています。
そうすることにより品のある衿元が完成致します。

よく成人式などに現れる「花魁風」の方々はかなり前も後ろも露出しすぎなのですが、本来花魁というものは寧ろ隠す美学というか簡単には脱げないように沢山の着物を着込んでいた為、あのような着方はあり得ないのではありますが・・・
と話が逸れまして申し訳ありません。
兎にも角にも、着物の露出というのは「チラリズム」の文化の象徴だと私は感じております。


その話はさておき、普段に私どもが着物を着てお出かけする際はなるべくうなじ?背中のラインを広く開けてしまうと逆にだらしがないといった印象になってしまいがちなのでやめておいたほうが無難です。
ですが、詰めすぎてしまって首元がぴっちりと閉じてしまうと、それはそれで少し田舎くさいといいましょうか・・・いわゆるお洒落ではなく見えてしまいます。
そこら辺の抜き具合、さじ加減がわかるようになってくるとお洒落に着物が着こなせるようになるでしょう。
普段の場合は「抜きすぎず、かといって詰めすぎない。うなじから背骨の上から3番目がギリギリ見えるか見えないか程度」と思って頂ければ良いかと思います。
あと前の合わせ方は好みもありますが、広めのV字のほうが粋な印象に、狭めのV字だと知的で真面目な印象になります。
そちらはお好みに合わせて着付けてみてください。

お洋服と一緒で、着物も着こなし方によって人の印象を変えます!
そんな印象の変化も楽しみながら素敵な着物ライフをおくってくださいね。

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