使った水は下水道に流れて排水処理をされますが、その水はただ単に川や海に流されてしまう場合だけではないです。
では他にどういう処理のされ方をされているのかというと、それは水の再利用です。水はきちんときれいにさえなっていれば再利用することができますので、そうして少しでも資源を無駄に使わないような努力がなされています。
たとえば、排水処理された水を、そのままトイレの水洗に再利用することができます。
最近ではトイレの水洗にかけられる水はかなり少量で済むようになりましたが、それでもまったく必要がないというわけではありません。水洗には必ず少量と言えども水が使われますので、そのためには再利用した水を使うのが打ってつけです。トイレの水洗ならばたとえ再利用された水であっても何ら気にすることはありませんので、これからもどんどん再利用されて欲しいです。
また、バスや電車を洗うための水にも再利用された水が使われます。
バスや電車を洗うための水はその量がとてもたくさん必要ですので、だからこそ再利用された水がとても大きな役目を果たします。
バスや電車は人から見られることの多い乗り物ですから洗う頻度はとても多いでしょうし、それが再利用された水で行われていれば水の消費をかなり抑えることができます。
こうして、排水処理された水は各方面で再利用がなされています。
まだまだその量は全体からみれば少ないのかもしれませんので、環境のためにもっとそうなって欲しいです。